1年に1度は3日くらいホテルにこもって考え事をする日を作っている

鳥取県在住 I.Tさん(27歳)
インターネットの意識が高い人達、起業家や有名な人たちの話を聞いたら、まるでサラリーマンなんてやるべきじゃない、と思ってしまいます。そしてそれにまんまとはまって「そのとおりだ!」と思った私は、25歳で独立をしました。

独立してからは「自分も大きな野望を達成するんだ!」と燃えていましたが、現実に直面しました。現実はそんなに甘くなくてサラリーマンの方がよっぽど良かったと何度も思いました。フリーランスになっても仕事があるわけじゃないので、下請け仕事やアルバイトをして食いつないだのです。

そうして今はやっとアルバイトをしなくてもなんとかなるくらいになったわけですが、それでもフリーランスの私は今後どうなるかわかりません。そういう心配や不安もあるからでしょうか、年に1度3日くらいホテルの部屋に泊まることがあります。

この時にはお金のことは一切気にしません。消費者金融を申し込みして、10万円くらいは使うことがあります。それを1年で返済すれば、余裕を持って返済できますから。消費者金融の申し込みじゃなくて、自分で貯金をすることもあります。

そうしてホテルにこもって、酒を飲んだり外に見える景色を眺めたりします。前回は夏にこもったこともあって、近くの花火大会が見えて綺麗でした。別に意味もなくホテルに泊まるのではなく、これにはちゃんと意味があるんです。

私がフリーランスとして今後やっていけるのかどうか、そして今後どういう方法でやっていくのか?そのための思考を巡らせて、しっかりと将来のことを考える時間にしているのです。そしてパソコンか手書きのメモにその方針を書いておくわけです。

そうして1年の総括をして、その後のことを考えるようにすると、以外に頭がすっきりして「これをしないといけない」「あれもしないといけない」と迷うことがなくなったんです。それ以来、毎年のようにホテルにこもっています。

以外に消費者金融を使っても、十分ペイできていると思うこの方法は思考整理には持って来いだと思います。

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