消費者金融の利用歴があるというだけでちょっとやりにくくなること

ちょっとお金に困ったとき。返済するあてはあるけれど、お給料前の数日だけ、はやくお金を手に入れたいとき。消費者金融を利用しようと検討しているあなたへお伝えしたいことがあります。

消費者金融の利用はバレない?

消費者金融を利用する人の8割程度は、友人・家族含む他人に相談せずに利用を決定するのだそうです。確かに、いくら返済をしっかりするからとはいえ、借金を作るということは変わりませんから、周りの人に知られたら、ちょっと気まずいように思えますよね。

その点を消費者金融会社もよくわかっていますので、あなたが消費者金融を利用していることは、あなたが誰かの目の前で借り入れなどを行ったり、カードを発見されたりしなければ、バレないようになっています。

勤め先への在籍確認も、消費者金融の会社名を語らずに電話をかけてくれる消費者金融会社がほとんどです。女性のスタッフが対応して柔らかいイメージを作るなど、いろいろと工夫されています。

消費者金融を利用するとやりにくくなること

でも、消費者金融を利用すれば、個人情報信用機関にあなたの利用歴がきっちりと残ります。それは、あなたが望めば情報を開示できますが、知り合いなどにバレることはありません。ただ、消費者金融会社や銀行などにはその情報がいつでも照会できるようになっています。

ですから、もしあなたが多重の借り入れを重ねて返済が滞ったり、返済しきれないような借金を作ろうとしていれば、すぐに審査で落とされてしまい、新たな借り入れや申し込みができなくなるでしょう。

心配なのは、住宅ローンや教育ローンなどの、消費者金融以外のローンです。消費者金融の利用歴があると、住宅ローンの審査に通りづらいかな?と、不安に思っている人は多くいるようです。

しかし、消費者金融の利用歴があるというだけで住宅ローンの審査に通りづらくなるということはありません。住宅ローンなどの大口のローンは、それだけではなく、幅広くあなたのことを審査します。消費者金融の利用歴は、細かなことともいえるのです。

しかし、もしあなたが「自己破産」や「債務整理」をしていたら、新たなカードローンの申し込みはもちろんのこと、住宅ローンや自動車ローンなどの審査は通らないかもしれません。

ただ、それも、5年間のことです。あなたが自己破産したとしても、その情報は5年間残されるのみです。自己破産してから5年以上経っていれば、住宅ローンなども審査がかなうでしょう。

閉じる