結婚したことは消費者金融会社に知らせた方がいいの？

結婚すると、生活面だけではなく、書類面でもいろいろなことが変わってきます。苗字の変更や戸籍の変更・・・。煩雑な手続きの中で、消費者金融へは、結婚のことを申請した方が良いのでしょうか。

結婚前に利用していた消費者金融への対応

結婚前に消費者金融を利用していると、結婚したときの手続きをどうしたらいいか迷ってしまうかもしれませんね。戸籍と同様に、消費者金融にも手続きをした方がよいのでしょうか。

利用に関しては、結婚前と結婚後とは変わらないことでしょう。仕事が変わったり年収が変わってしまったら、もちろん、今まで通りの利用方法はできないかもしれません。しかし、消費者金融側からしたら、結婚したからといってとつぜん限度額が減らされたり増やされたりということはないはずです。

しかし、結婚前の借り入れによって、今後トラブルが万が一でてきた場合。たとえば、過払い金が発生していて、その請求などを現在の結婚後にする場合は、手続きがうまくいきづらいことが考えられます。

苗字が変わると審査に受かりやすくなる？！

結婚すると、苗字が変わる場合がありますよね。そうなると氏名が変わりますから、個人信用情報機関の情報が判断がつかなくなってしまい、以前は落ちてしまった消費者金融の審査に受かる・・・なんてことも、ありえるかもしれないのです。

消費者金融に申し込みをすると、消費者金融側は、姓名や生年月日などで同一人物確認をします。そのときに、苗字が変わってしまうと、あなたが該当者に当てはまらないことが万に一つもありうるのです。

とはいえ、喜んでしまってはなりません。審査に通らないということは、逆にいえば、あなたが返済しきれないほどの借金を抱え込まないために守ってくれたということです。あなたが無理な借り入れをしてしまえば、苦しむのはあなたです。結婚して幸せになる時に、つらい状況におちいるようなことを誰がしようと思うでしょうか。

消費者金融からの借り入れは、実によく考えて行うべきといえるでしょう。