消費者金融を利用したあなたの情報は誰が調べることができるのか

絶対に秘密にしたいこと。人間なら誰しもあるものですよね。消費者金融の借り入れの過去も、そのひとつかもしれません。消費者金融を利用していたあなたの情報は、誰にも知られずに済むのでしょうか。

消費者金融を利用すると情報が100%残る

たとえ、100円の借り入れだったとしても、消費者金融を利用すれば、あなたの情報が残ります。それらの情報は、個人信用情報機関に入り、どの金融機関も参照できるようになっています。

あなたがもし新たな借り入れを申し込んだ場合、その申込先は、あなたの過去・現在の借り入れの情報を、個人信用情報機関から参照することになっています。そして、あなたがどの程度借り入れがあるのか、どの程度返済が済んでいるのかを把握した上で、審査に通すのか、また、審査に通したなら、どの程度の金額まで貸すことができるのかを決定します。

また、あなたが自己破産などのお金の整理をした場合、その情報は5年間残り、5年間はクレジットカードの申し込みを始め、新たなお金関係の申し込みはアウトになってしまいます。審査に通らないということです。

借金がバレたくない・・・情報は誰が開示できる?

あなたの情報を会社が開示できるとなると、ちょっと緊張してしまいませんか。もし、消費者金融などでの借り入れを、友人や家族に知られてしまったら・・・。そんなふうに怖くなってしまう人もいるかもしれませんね。

しかし、そこまで不安に思う必要もなさそうです。クレジットカードの申し込みを家族がしたとして、たとえ、あなたの借り入れのせいで審査に落ちたとしても、その落ちた原因を、会社側が言うことは絶対にありません。本人ですらも同様です。会社には内部情報を守る義務があるからです。

情報機関の開示は本人しかできない

あなたが今いくらの借り入れがあってどの程度返済できているのか。たとえば、そんな情報が知りたい場合、個人信用情報機関に開示を求めれば、わかるようになっています。それは、本人にしかできません。

しかし、実は、本人以外でも開示することができます。そう聞くとびくりとしてしまいそうですね。でも大丈夫です。開示には、本人の委任状が必要だからです。あなたが同意しなければ開示はできません。

もちろん、情報をぜったいに守らなければならないような不誠実な借り入れは、ぜひやめましょうね。

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